
こんにちは!るいままです。
「なかなか妊娠できない」「不妊治療に疲れた」
妊活中にそんな悩みを抱えて、不妊治療を諦めた私は、体質改善をするために漢方薬の【当帰芍薬散】を飲み始めてみました。
- なぜ当帰芍薬散を飲み始めたのか
- 当帰芍薬散を飲み続けて体質に変化はあったのか
今回は、当帰芍薬散による体質改善で私の感じた効果と体験談について紹介していきたいと思います。
体質改善を決意
私は、4度の人工授精を行いましたが妊娠することができずに体外受精へのステップアップを勧められてしまいました。


そこで、不妊治療を一度諦めて自力で自然妊娠をしようと決意したのです。
私が自然妊娠をするために取り組んだ第一歩が【体質改善】でした。



でも、体質改善って何をすればいいの?
まず体質改善から始めようと思いましたが、実際には何をすれば良いのかわかりません。
そこで、改善できそう!と着目したのが基礎体温です。
私の基礎体温は、理想の2層タイプとはかけ離れた低温期も高温期も無いガタガタの状態に加えて、通常の体温が35度台という典型的な冷え性でした。
すぐに冷え性改善に取り掛かろうと思い、手軽にできる温活はすぐに取り入れましたが



これだけでは、一時的な変化しか得られないのでは?
と感じていたのです。
そこで、根本的に体質を変えられる方法はないのかと調べたところ【漢方薬を飲んで体質が改善した】という声が多数見つかりました。
漢方薬にチャレンジ
そうと決まれば行動あるのみ!
いくつかの漢方薬専門店に行き、不妊と冷え性の相談をしましたが、提示された漢方薬は月2〜3万円と高額でした。
漢方薬は効果が出るまでに期間がかかるため、さすがに飲み続けるのは難しいと判断した私は「夫に相談しなければ決められない」と伝えて店を後にするしかありませんでした。
ただ、カウンセリングでの体質診断で血虚(けっきょ)と瘀血(おけつ)タイプの可能性が高いという有益な情報を得ることが出来たのです。
- 血虚…血液の量と栄養が不足している状態
- 瘀血…血液が流れにくく滞りやすい状態
つまり、血流の悪さが冷え性の原因になっている可能性が高いということでした。
市販の漢方も検討しましたが、種類が多すぎてどの漢方薬が良いのか、自分に合う漢方薬はどれなのか全くわかりません。
そこで、漢方に詳しいかかりつけ医に相談してみると「当帰芍薬散が良いかもしれない」という事で、ツムラの当帰芍薬散を処方してもらいました。
当帰芍薬散とは
では、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)とは一体どんな漢方薬なのでしょうか。
血行を良くして体を温める効果があり、全身に栄養素を与えて水分代謝を整えることで余分な水分を排出する効果が期待できる漢方薬です。
冷え性や月経異常など、女性特有の悩みに向いているとされています。
説明文を読み、【今の私にピッタリの漢方薬では!?】と期待が高まりました。
漢方薬は即効性がなく時間をかけて改善していくものだと理解し、長い目で効果を見守ることにして飲み始めました。
当帰芍薬散を飲んでみよう
漢方薬は「美味しくない」というイメージが強く、当帰芍薬散も「まずい」という口コミが多数ありました。
しかも苦手な顆粒タイプだったので、おそるおそる飲んでみると…



あれ?美味しい…!?
と感じました。調べてみると、服用して美味しいと感じる場合は自分の体と漢方薬が合っていることが多いらしいです。(※美味しくても合わないなど個人差はあるようです)
なんだか期待できそう!と飲み続けて半年、私に嬉しい変化が訪れました。
当帰芍薬散を飲み始めて変わったこと
実際に当帰芍薬散を飲み始めて変化があったことを紹介していきます。
- むくみの解消
- 生理痛の改善
- 経血への塊混ざりの減少
- 基礎体温の改善
- 舌のアザが消えた
- 平均体温が上がった
むくみの解消
一番最初に効果を感じ始めたのは、むくみの改善でした。
私は生理前後になると、顔とまぶたのむくみがひどく奥二重がぼってり一重になってしまうことに悩んでいました。
そのひどいむくみが、【ちょっとむくんだかも?】程度で、奥二重も維持できるようになったのです!
顔や体のむくみは日々のモチベーションを大きく左右するので、毎日体がスッキリしていることは気持ち的にも大きなメリットを感じることが出来ました。
生理痛の改善
生理痛が重く、毎月鎮痛剤を飲まないと立てないほどの痛みと闘っていましたが、月を追うごとに軽減されました。
生理痛の辛さが少しでも和らいだのは本当に嬉しく、イライラすることも多少減った気がします。
経血への塊混ざりの減少
生理時の経血に、レバーのような塊が混ざっていたのですが(特に量の多い2日目は大きな塊が出ていました)、これも改善されました。
塊自体は出ていましたが、ほぼ気にならないレベルの大きさに変わったのです。
今まで経血に塊が混ざるのは普通のことだと思っていたのですが、血の巡りが悪いと塊になりやすいと知り納得です。
私は生理の量が比較的多いと思うのですが、量に関しては特に変化は感じられませんでした。
基礎体温の改善
当帰芍薬散を半年ほど継続すると、ガタガタだった基礎体温のグラフに変化が表れ始めました。
振れ幅が小さくなり、少しずつ低温期と高温期が分かれ始めたのです。
他の体質改善も並行していたため、当帰芍薬散だけの効果とは言い切れませんが、1年後には高温期は短いものの基礎体温が2層に分かれるようになりました。
これにより、今まで判断しにくかった排卵日も予測しやすくなり、排卵検査薬との併用でよりタイミングが取りやすくなりました。
舌のアザが消えた
漢方薬専門店でカウンセリングを受けた時に、瘀血の特徴でもある【舌に紫色のアザ】があったのですが、1年後にはほとんどなくなっていました。
血行不良が原因で紫色のアザができやすいらしいのですが、消えたということは血行不良も改善されたのかと思います。
平均体温が上がった
一番目に見える効果があったのは、平均体温(基礎体温ではありません)でした。
当帰芍薬散を飲むまでは35度台前半の平均体温が、36度に上がったのです!
すぐには変化は現れず、こちらも1年近くかけて少しずつ変化がありました。
以上の6点が、私の感じた効果でした。
まとめ



当帰芍薬散は私にとって
メリットしかありませんでした!
私には当帰芍薬散が合っていたようで、良い効果が多く見られました。
逆にデメリットは特に感じませんでした。
ツムラの当帰芍薬散は市販品もありますので、気になる方は一度試してみる価値はあるかもしれません。


- あくまで個人的な効果実感です。
- 漢方薬には合う・合わないがあり、効果も個人差があります。
- 服用を検討される際は、必ず薬剤師や医師に相談してください。
体質改善ということで当帰芍薬散を飲んでみると、思った以上に効果を感じることが出来ました。
ただ、漢方薬は即効性がありません。
時間をかけて体質改善をしていくので、焦らず効果を見ていく必要があります。
ゆっくり時間をかけて体質改善をしていきたい方におすすめな方法です。
もし興味がある方は、試してみてはいかがでしょうか。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。