こんにちは!るいままです。
ついに沐浴を実践する日がやってきたね!
でも、沐浴ってどうすればいいの?ちょっと不安…。
出産を終えて退院すると、赤ちゃんとの新生活が始まります。
毎日新しいことの連続で戸惑うことも多々ありますよね。
実際、赤ちゃんが家にやってきて私たちが一番最初に悩んだのは【沐浴】でした。
どこで入れる?赤ちゃんはどうやって拭けば良い?タオルはどうする?など・・・。
今回は、私たちと同じように悩んでいる方のために、我が家での沐浴方法と使用したアイテムなどを紹介していきたいと思います!
沐浴とは?なぜ行うの?
沐浴とは、新生児期にベビーバスや専用の浴槽を使用して赤ちゃんの身体を洗ってあげることです。
大人が使う浴槽には見えない菌が潜んでいる可能性があるため、抵抗力が弱い生まれたばかりの赤ちゃんは、大人と一緒ではなく赤ちゃん専用のベビーバスを使用することが推奨されているのです。
沐浴する頻度は?
基本的に1日1回が目安です。
赤ちゃんは代謝が良いので、汗や皮脂の分泌が多いので汚れがたまりやすく、よだれや排泄物などが皮膚かぶれや湿疹の原因になることもあるため、毎日清潔を保つことが大切です。
沐浴を避けた方が良い時は?
毎日沐浴した方が良いとお伝えしましたが、あくまで目安です。
以下の場合は沐浴を避けましょう。
- 赤ちゃんの体調や機嫌が悪い時
- 赤ちゃんの様子がいつもと違う時(吐き戻しが多いなど)
- 発熱している時
- 授乳直後・・・満腹状態でお湯に入ると気持ち悪くなり、母乳またはミルクを吐き戻す可能性があるため。
- 空腹時・・・機嫌が悪く、沐浴中に泣き続けてしまう可能性があり落ち着いて沐浴できないため。
- 授乳は、なるべく沐浴後に行いましょう。
沐浴をお休みする時は、お湯で濡らして絞ったガーゼやタオルで赤ちゃんの顔や身体を拭いてあげましょう。
沐浴する時間帯
ご家庭の生活リズムに合った時間帯で問題ありませんが、深夜の沐浴は湯冷めする可能性があるため避けた方が良いでしょう。
生活リズムを整えるため毎日同じ時間帯に沐浴することをオススメしますが、赤ちゃんの機嫌が悪い時は無理に同じ時間帯に沐浴しなくても大丈夫です。
我が家は15時30分〜16時30分の間に沐浴するようにしていました。
沐浴はいつまで行うの?
基本的に生後1ヶ月ごろまでが一般的とされています。
沐浴卒業のタイミングは、1ヶ月健診で先生からOKが出てからにしましょう。(ママも産後1ヶ月は湯船に浸かれないので、同じタイミングで先生から入浴OKと言ってもらえることがほとんどです。)
ただ、ここで無理して沐浴をやめる必要はありません。
急に沐浴を卒業して一緒にお風呂に入ることが不安だったり、ご家庭の事情などがある場合は沐浴を続けても問題ありません。お好きな入浴方法で赤ちゃんの清潔を保ちましょう。
沐浴で使用したアイテム
我が家で沐浴に使用したアイテムはこちらです。
- ベビーバス
- ベビーソープ
- ボディローション
- タオル類(バスタオル・フェイスタオル・沐浴布)
早速、実際に購入したものを紹介していきたいと思います。
ベビーバス
プラスチック製のものとビニール製で空気を入れて使うタイプの2種類あり、それぞれメリットとデメリットが存在します。
ベビーバスを選ぶ際は、バスルームやシンクなどどこで沐浴を行うのか、使用場所に収まるサイズなのか、保管場所はどうするのかを想定して購入することをオススメします。
正直、ベビーバスは1ヶ月程度しか使用しません。衣装ケースや、たらいで代用する方もいるそうなので、長く使う予定がない方は良いもの(高価なもの)を購入しなくても全然問題ないと思います。
我が家は、友人から借りたプラスチック製のベビーバスを使用しましたが、お湯を抜くのも簡単、使用後はサッと拭くだけでOKだったのでとても楽でした。
サイズは大きいので保管場所は必須ですが、ビニール製を購入したとしてもズボラな私は絶対に毎回空気は抜かないし、凹みに溜まった水分を丁寧に拭くのも面倒なのでプラスチック製が合っていたと思います。
保管は浴室か脱衣所で、浴室乾燥をするときに室内に移動してしっかり乾燥させていました。
ただ、一つ注意点があります。
プラスチック製を購入するときは、排水弁があるか確認してから購入しましょう!そうしないと、水抜きが大変です・・・。
ベビーソープ
赤ちゃんの皮脂や排泄物の汚れは、お湯だけでは落としきれないのでベビーソープを使用します。
我が家は、新生児から使える【ピジョンの全身泡ソープしっとりタイプ】を使用していました。(1歳2ヶ月の現在も愛用中)
ピジョンの全身泡ソープは、弱酸性・無着色・無香料(※)、パラベン・アルコール・動物由来原料フリーで、赤ちゃんのお肌に優しい成分となっています。
※ベビーフラワーの香りは無香料ではありません。
また、ノーマル・しっとり・ベビーフラワーの香りの3種類ありますが、息子は乾燥しはじめる10月生まれだったのでしっとりタイプを選びました。
アロベビーやママ&キッズ、nico石鹸なども候補に上がったのですが、価格面で不採用に。
子どもの肌を守ることは大切ですが、毎日使用することを考えるとコスパも重視したかったので…惜しみなくたっぷり使えるピジョンを選びました。
泡切れもよく、肌荒れもしていないので継続して使用中です。
ベビーローション
赤ちゃんの肌はお風呂上がりに急激に乾燥するので、5分以内に保湿することが理想的とされています!
薄くてデリケートな赤ちゃんの肌を守るために、保湿は必須なのです!!
ベビーローションは、泡ソープと同じく【ピジョンのベビーミルクローション】を使用しています!
こちらは、ノーマル・うるおいプラスの2種類で、うるおいプラスを選びました。
(弱酸性・無着色・無香料※パラベン・アルコール・動物由来原料フリー)
伸びが良く、肌馴染みも良いのでベタつかずにたっぷり塗ることができるのでオススメです。
とろみのある感じです。
手で伸ばすと、すぐに馴染みます!
無香料ですが、科学的な匂いはしないと思います。(個人差があります)
タオル類
デリケートな赤ちゃんの肌には優しいタオルを使用したいと思い、ケラッタのイブルガーゼタオルを購入しました。
バスタオルはこちら
フェイスタオルと沐浴布のセットはこちら
バスタオルはおくるみやブランケットにもなるので使い勝手が良いですし、出産時の入院バッグにも1枚入れておきました。
ハンカチ・タオルセットは、沐浴布と髪の毛を拭くタオルとして使用しています。
このガーゼタオル、本当にオススメです!!!
1年以上毎日使用していますが、色落ちはしたもののゴワつかず柔らかいままなのです!毛玉も出来ず色合いも可愛いので、いろんな用途で使えるところもおすすめポイントです!
沐浴で使用しなかったアイテム
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赤ちゃんを洗う時は手や沐浴布(イブルガーゼ)で問題なかったので、スポンジは使用しませんでした。
湯温計
本当はお湯の温度は計った方が良いのですが、自分の肌感で調整しました!笑
お湯の中に手を入れて、皮膚の薄い部分でちょうど良い温度と感じる湯温にしていました。
沐浴剤
お湯に入れるだけですすぎいらずなので楽ですが、どうしても洗剤残りが気になってしまうので使用しませんでした。
櫛・ヘアブラシ
息子は毛量が多い方でしたが、手櫛でワイルドに整えていました。笑
我が家では使用しませんでしたが、あれば便利なアイテムだと思います!
それでは沐浴を始めましょう!
沐浴の準備と手順
※今回紹介する沐浴法は我が家流でのやり方です。専門機関や産院で教わった方法をメインにしていただき、こちらの記事は参考程度に温かい目で見てください。
沐浴をスムーズに進めるためには、下準備が重要です!
準備をしているかいないないかで慌ただしさが段違いなので「どうにかなるでしょ!」という行き当たりばったりな沐浴は絶対にやめましょう。
沐浴の流れは以下の通りです。
- 赤ちゃんの健康状態を確認
- 沐浴の下準備
- ベビーバスにお湯をためる
- 赤ちゃんをお湯に入れる
- 頭→顔→体の順番で優しく洗う
- お湯からあげて全身を拭く
- 念入りに保湿&臍の緒を消毒する
- 服を着せる
手順が多く見えますが、慣れてしまえば難しいことはありません。
それでは詳しい手順を紹介していきます。
1.赤ちゃんの健康状態を確認
発熱していたり、赤ちゃんの体調が優れない時は沐浴を避けましょう。
2.沐浴のための準備
沐浴を始める前に、赤ちゃんの着替えやおむつ、タオルをセットしておきましょう。
我が家はキッチンのシンクで沐浴を行っていたので、ワークトップ(天板)に準備していきます。
①まず、赤ちゃんの服を広げます。その上に、オムツを広げてセットしておきます。(念の為バスタオルの下にも大判のタオルを敷いています)
②服の上にバスタオルとフェイスタオルを広げます。バスタオルは、最初は横半分に折っていたのですが三角形に折った方が赤ちゃんを包みやすく拭きやすかったです。
①広げておくと、着せるときに楽です!
②おしりふきは必須でした!タオルを守る救世主です笑
※息子は99%の確率で沐浴後にうんちをしてしまうので、バスタオルの上(お尻の位置)におしりふきを置いていました。笑
このとき、ボディソープや臍の緒を消毒するためのアルコールと綿棒、ヘアブラシなどは使いやすい位置にセットしておきましょう。
3.ベビーバスにお湯をはる
バスルームやシンクにベビーバスをセットし、お湯をためます。
お湯の温度は、夏は38℃、冬は40℃前後が適温です。
湯温計の使用が理想的ですが、私は自分の手や皮膚の薄い肘の内側でお湯の温度を確認して、気持ち良いくらいの湯温に調整していました。
4.赤ちゃんをお湯に入れる
ついに赤ちゃんをお湯に入れます!
左手で赤ちゃんの首を、右手で背中からお尻をしっかりと支えて足先からゆっくりお湯に入れ、肩までつかるようにします。
左手で首をしっかりと支えます。
ベビーバスの端で肘を支えると楽です!
このとき、お湯にひたした沐浴布(小さなタオル)を赤ちゃんのお腹の上に乗せると落ち着いてくれるので是非やってみてください。
ベビーバスの端で手を支えると、手が楽になります。
5.頭→顔→体の順番で優しく洗う
赤ちゃんの首を左手でしっかり支え、頭→顔→体(お腹・足・腕)→体(背中)→お尻の順番で右手で優しく体を洗っていきます。
【○○を洗うね〜!】と言いながら、くるくると円を描くように優しく洗うと気持ちよさそうにしてくれました。
首や耳の裏、脇の下や指の間もしっかり洗いましょう。
脇の下は嫌がりますが、優しく念入りに洗わないとすぐに垢が溜まってしまうので注意が必要です。また、指の間も謎のホコリが溜まりやすいのでしっかり洗いましょう。
次に、赤ちゃんの背中とお尻を洗います。
赤ちゃんをうつ伏せ状態にするのですが、難しいし怖い・・・!
私にとって、ここが沐浴の最難関ポイントでした!
では、どのようにしたのか説明していきます!
①右手の親指と人差し指でVの字を作って赤ちゃんの左肩(脇の下)を支えます。残りの指は脇の下と背中をしっかりと支えます。
②首を支えている左手で赤ちゃんの体を起こして、右手に重心をバトンタッチします。このとき、右手に赤ちゃんの首元(顎)がくるようにすると安定します。
①首を支えたまま、左の脇の下に手を回します。
②左手で体を起こして、右手で支えます。
横から見た写真
前から見た写真(Vの字で赤ちゃんの顔を支えます)
しっかりと洗った後は、沐浴布で簡単に泡を落としてからお湯をかけて流します。
このとき、左手の親指と中指で赤ちゃんの耳をおさえると耳に水が入ることを防げます。
そして、勢いを弱くしたシャワーで頭から赤ちゃんの顔を撫でるようにかけましょう!
ここでのポイントは、頭を持ち上げたら顔の角度に沿ってシャワーをかけることです。
顔に沿うようにシャワーを掛けましょう。
赤ちゃんがビックリするのでやめましょう。
赤ちゃんは羊水の中にいたので、水がかかっても大丈夫なのです。
頭の上からシャワーをかけると、自然に目を瞑ってくれます。逆に、真正面からシャワーをかけるとビックリして泣き叫ぶのでやめましょう。
お湯をかける時は【お顔にシャワーするよ〜!】と声かけをすると、尚良いでしょう。
新生児期に顔からシャワーをかけないと、後でシャワーイヤイヤ期という絶望のお風呂タイムを味わうことになります・・・。(経験済)
6.お湯からあげて全身を拭く
準備していたバスタオルの上に赤ちゃんを乗せて、全身を包みます。
冷えてしまう前に、素早くポンポンと優しくおさえるように水分を拭きましょう。
7.念入りに保湿&臍の緒消毒
お風呂上がりの赤ちゃんの肌は、非常に乾燥しやすいです。
出来ればお風呂から上がって5分以内に、惜しむことなくたっぷりのベビーローションなどでしっかりと保湿を行いましょう。
テッカテカになるくらい塗っても、すぐに吸収してくれます!
このタイミングで、忘れずに臍の緒の消毒も行いましょう。
8.服を着せる
赤ちゃんの下に敷いていたバスタオルをスライドして抜き取ると、準備していた服&オムツの上に赤ちゃんがセットされています。
素早くオムツを装着し、服を着せたら沐浴終了です!
バスタオルを抜き取ります。
オムツをつけたら・・・
肌着(服)を着せて完了です!
沐浴は赤ちゃんの体力を消耗させるので、ここまでの工程を5〜10分程度で済ませましょう。
沐浴後は、水分補給も兼ねて授乳を行うと良いと思います。
まとめ
私が出産した産院では、沐浴指導が無かったので動画を見てイメージトレーニングするしかありませんでした。
結局、初めての沐浴は【これで合ってるのかな?】と不安になりましたし、うつ伏せにする時は「え?大丈夫!?」なんて言いながら終始慌てていました。笑
最終的に、沐浴中にウンチをしてしまいパニックに!初めての沐浴は、てんやわんやな状態で終了しました。当時は大変でしたが、今では良い思い出です。
沐浴する期間はとても短いです。記念に動画や写真を撮ることをオススメします。
最初はドキドキしますが、赤ちゃんとの貴重な沐浴タイムを楽しみましょう!
長くなりましたが、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。