
こんにちは!るいままです。
私は2019年に結婚し、約3年間の妊活を経て2023年10月に第一子を出産しました。
今回は、妊活を始めてから妊娠・出産するまでの3年間に実施した不妊治療や体質改善についてお話していきたいと思います。
数年前の事なので詳しく書く事は難しいですが、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
妊活を始めたきっかけ
結婚当時29歳だった私は、夫婦での時間を楽しみながら1年後くらいには妊娠できたらいいなと思っていました。
と言うよりも、1年後には妊娠しているだろうと思っていたのです。
ただ現実はそんなに甘くなくて、基礎体温を測ったり排卵予定日にタイミングを合わせているはずなのに妊娠する気配は全くありませんでした。
そうこうしているうちに1年半が経過してしまい、自分の周りで出産ラッシュが始まったのです。
焦りを感じると同時に、妊娠するということに無知だった私は【なぜ妊娠できないのか】について調べてみることに。
すると、そこで【避妊せずに1年間妊娠しなければ不妊】という衝撃的な現実を突きつけられてしまうのでした。
当時31歳。年齢的にも時間が無いことに焦りを感じた私は、夫に相談して不妊治療を行うことを決意しました。
不妊治療するための病院選び
不妊治療を始めるにあたって、当時は不妊治療が保険適用外で費用面の工面が難しかったので体外受精はしないと決めていました。
それを踏まえて病院を選ぶにあたって希望条件を出してみました。
- 通いやすい
- HP上に費用がしっかりと記載されている
- 口コミや評判が良い
口コミやHPを見た結果、船橋駅前レディースクリニックに通うことを決め、私たちは夫婦で受診することにしました。




結果、船橋レディースクリニックで人工授精を4回行いましたが全て妊娠には至りませんでした。
その後も別クリニックでタイミング法での通院を行いましたが妊娠することは叶わなかったのです。
当時、心が荒みすぎて妊娠報告や街で見かける妊婦さんを見ては【なんで自分は妊娠できないんだろう】と思っては泣いてばかりいました。
本当は体外受精もしたかったのですが、人工授精をしている時でさえ生理が来た時に立ち直れなかったり【お金を出せば妊娠できるかも】と金銭感覚がおかしくなり始めていました。
そんな自分に危機感を持ち始めていた私は、夫にも説得してもらい不妊治療を諦めることにしたのです。
ここまでが不妊治療での内容となります。
自然妊娠するためにはどうすれば良い?
不妊治療の検査では、私も夫にも問題はありませんでした。
タイミングも合ってるはずなのに、なんで妊娠出来ないんだろう?と考えた時に、唯一思い浮かんだ問題点は私の基礎体温でした。
当時、私のの基礎体温は低温期と高温期が分かれている2層タイプとはかけ離れていて、低温期も高温期もない常にガタガタの状態だったのです。
更に通常の体温が35度台の前半で、低体温かつ極度の冷え性でした。



このままでは絶対に良くない!
自分の身体と向き合う必要性を感じ、まずは基礎体温を高温期と低温期の2層にすることを目標に体質改善することを決意しました。
基礎体温を改善するために実施したこと
基礎体温の改善と、普通の体温の平均を36度台にあげるために実施したことを紹介していきます。
白湯を飲む
朝一番に白湯にレモン果汁を入れて飲むことで、代謝が上がるように意識しました。
ただ、起き抜けにお湯を沸かして冷ますのが面倒だったのでケトルで沸かすことがほとんどでした。
普段の飲み物も、基本は常温か温かいものを飲むように意識しています。
よもぎ蒸しをする
冷え性改善のため、市販のよもぎ蒸しパックを週1度行いました。
私は、このよもぎ温座パットを使用していました!
ナプキンのように下着に着けるだけで、すぐに身体がじんわりと温まってポカポカしました!
香りも良くて、リラックスすることができるのでオススメです。
冷え性に効果があったかは分かりませんが、心身のリフレッシュには繋がったかと思います。
有酸素運動
パート後は、電車を使わず40分かけて徒歩で帰宅しました。
時間がある時は、YouTubeの宅トレ動画を見ながら有酸素運動と筋トレを行うなど、日常的に体を動かすように意識しました。
運動のおかげで、腹筋に縦線が入ったのは大きな収穫だったと思います。
当帰芍薬散を飲む
当帰芍薬散についての詳しい内容はこちらの記事にまとめました!


私には、当帰芍薬散が一番合っていたのかなと思います。
体質改善の結果
上記の体質改善を始めた結果、半年後にはガタつきや高温期が短い問題点はありましたが少しずつ低温期と高温期が分かれるようになってきました。
継続は力なりの意味が理解できた気がします。
妊活で実施したこと
ここからは、妊活をするにあたって実施したこと・購入したものを紹介していきたいと思います。
排卵検査薬の使用
生理日予測アプリでは、あくまで予想なので本当に排卵日が正しいのか分からないな…。と思い、排卵検査薬を使用することにしました。
ただ、ここでひとつ問題が。
日本製の排卵検査薬は価格が高く、1日2回(朝と夜)の検査を続けると出費が多くなってしまいました。
10回分で大体2,500円〜4,000円ということは、5日で全て使い切ってしまいます。
排卵周期が一定の場合は狙いを定めて検査できますが、私自身が不妊治療中に不定期の排卵だったので10回分で計測できる気がしませんでした。



どうしよう…。
悩みに悩んだ結果、こちらのサイトで海外製の排卵検査薬【Wondfo】を購入(取り寄せ)しました。
Wondfo以外にも海外製の排卵検査薬や妊娠検査薬を取り扱っているので、自分に合った検査薬を探すことができます。
参考までに、Wondfoは11本〜220本まで購入することができます。11本で1,650円、220本で11,500円(税込)なので、日本製の排卵検査薬と比較すると破格です。
検査は手軽にできませんが、慣れてしまえば簡単にできるようになりました。
反応もしっかり出ていたので価格面と毎日惜しみなく検査出来るメリットが大きすぎて、妊娠するまでずっと購入していました。
Wodfoについて
参考までに、Wondfoの使用方法について紹介していきたいと思います。
Wondfoは、1本ずつ個包装されています。


本来であればMAX線まで尿をひたしますが、今回は水に浸して反応を確認していきます。




約1分後に右側に検査終了線が1本浮かび上がりました。陽性であれば、2本の線が浮かび上がります。
終了線は見やすく、判定は分かりやすいと思います。
シリンジ法の実施
妊活を始めてから夫婦間の営みが義務になり、お互い出来れば避けたいと思うようになっていました。
排卵検査薬の反応があると報告するのも、報告されるのも嫌だ…このやりとりが夫婦間でのストレスになっていたのです。



このままでは良くない…!
何か方法はないかと調べたところ、シリンジ法という方法があることを知りました。


シリンジ法については、上記の記事で詳しく紹介しているので省略します。
結論からお話ししますと、私たち夫婦はシリンジ方を用いて妊娠することができました!
基礎体温の測定
不妊治療時に、先生から【ストレスになるから基礎体温は測らなくて良い】と言われていましたが、結局排卵日を逃してしまったこともありました。
自分の体の事は自分が一番把握していなければいけないと感じ、基礎体温の計測を再開しました。
私はオムロンの基礎体温計を使用していました。
エラーなども起きず問題なく使えていますし、10秒くらいで計測できるので急いでいる朝でもストレスなく継続することができるのでオススメです!
この基礎体温系は、ラルーンやルナルナと連携ができるので、入力の手間もなく便利です。



私はルナルナで基礎体温を管理していました。
ルナルナ体温ノート
私はこのアプリを愛用していました。
パッとみて排卵予定日が把握できたり、日々のことをメモできたりと非常に便利なのです。
排卵検査薬とアプリの排卵予定日を擦り合わせて、アプリの排卵予測が合っているのかも把握できたので重宝していました。
気分転換
我が家の場合は、夫が【子供を授かれば嬉しいけど授からなければ2人で楽しむ方法を探せば良い】という考えの人だったので意見の食い違い(と言うよりも、私の被害妄想)で何度も衝突しました。
そんな中、荒れる私を見かねた夫はバンライフをしているYouTuberを見て、車中泊してみない?と提案してくれたのです。
いざ車中泊をしてみると楽しくて、妊活をしながらも休みが取れれば車中泊で全国を旅をして気持ちをリフレッシュしていました。
(車中泊については、機会があればお話したいと思います。)
あとは好きなアーティストのライブに行ってストレス発散したりしました。
妊娠だけに目を向けるのではなく、何でも良いので夢中になれる事を見つけたことも良い兆しだったのかもしれません。
妊娠がわかった時のこと
その頃は妊活がしんどくなっていて、夫と話し合いをした結果【持っているシリンジキットが無くなったら諦めよう】と決めていました。
私たちは、子供を授かれないのであれば2人で楽しもう!という方向にシフトチェンジしはじめていたので、当時ハマっていた車中泊でゴールデンウィークに10日間旅に出ようと話していたのです。
2023年2月、特に大きな体調の変化もなく毎月恒例の生理予定日にフライング検査をしてみたら…まさかの陽性反応が出たのです。
絶対に妊娠していないと思っていたので、思考回路が停止して喜びよりも驚きで手が震えました。(今思うと、いつもは短い高温期が長かったです。)
夫も私と同じで、え?と言って固まっていたため、夫婦揃って全く実感が湧きませんでした。
妊活開始から妊娠までの期間
妊娠を希望してから、実際に妊娠するまでにどのくらいの期間がかかったのか気になりますよね。
結婚後から妊娠を希望、妊活開始
船橋駅前レディースクリニック通院
人工授精、計4回実施
他クリニックでタイミング法実施
自宅でシリンジ法実施
妊娠の発覚
妊活を始めてから妊娠まで、約3年4ヶ月かかりました。
この期間が長いのか短いと感じるのかは、人によって違うと思います。
ただ、私にとってはとても長く辛い道のりでした。
妊活や不妊治療をしていた時は、先が見えなくてずっと暗いトンネルの中を歩いている感じでした。
【妊娠したい】が私の全てで、それがゴール。それしか頭になくて、それだけが希望だったのです。
なんで私だけ?と思ったり、周りからの【すぐに出来るよ!】と言う励ましが攻撃に感じてしまって簡単に言わないでと思ってしまったり。相当心が荒んでいたと思います。
だからこそ毎月の生理予定日に過剰に期待を寄せてしまい、ダメだった時の反動が大きくて大泣きして八つ当たりの繰り返しで夫婦仲もギスギスしていました。
今となっては【あんな時もあったね】と思えますが、決して笑い話にはしません。
不妊で悩んでいる友人やたくさんの人たちがいるので、子供が出来ない苦しい時間は決して忘れてはいけないと思っています。
さいごに
私は、体質改善に焦点を当てて妊活を行いました。
シリンジ法で排卵日前後の月1〜2回程度しか実施していないこともあり、長い期間掛かってしまったのかもしれません。
ここまでが、妊活開始から妊娠までとなります!



少しでも私の経験がお役に立てれば嬉しいです。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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